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劇団竹第11回公演「今も彷徨うアングリマーラ」

あらすじ

ps-11「酒で繋がった縁は酒で簡単に壊れるんだよ。だけど、あの人だけは失いたくなかった。」
アルコール依存症の自助グループ「素面舟(しらふね)」は断酒会、アルコホーリクスアノニマスにも、属さない、新たに発足された禁酒の自助グループ。
素面舟のメンバーである小説家の深崎要(ふかざきかなめ)と、その父・安博(やすひろ)。要は酒が無ければ小説が書けない男で、父の安博もまた酒の飲みすぎで肝臓癌を患っていた。しかし要は「琥珀に沈むアングリマーラ」という作品で脚光を浴び、表向きは禁酒が続いていることになっていた。素面舟東京支部の代表である木藤(きとう)は、要を東京支部の名誉理事に任命し、会の拡大を企てる。会の主要メンバーは木藤の元妻の安未(やすみ)、アル中の夫婦・小暮(こぐれ)夫妻、アル中でギャンブル依存症の河西(かさい)、アル中でドラッグ依存症の上野(うえの)など。そこへ二重人格並みの酒乱長谷(はせ)を迎え入れる。ある日、ミーティングの途中で台風が襲い、会場となっている廃校に一晩閉じ込められる。長谷がその晩に酒を飲んでスリップ(挫折)してしまったことをきっかけに、他の者たちの自制心も崩壊してゆく。みなそれぞれに卑怯で姑息な人間だった。何かが満たされてなくて何かを激しく乞う弱者だった。
誰の心にもある欲望、陥りやすい依存に迫る会話劇。

ギャラリー

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