劇団竹第13回公演 『花ざかりの病棟』 情報公開!
new-stage 2019/11/20
劇団竹第13回公演
『花ざかりの病棟』
【あらすじ】
東京のH大学のOBであり、三島由紀夫文学に心酔する者たちだけで結成された文芸サークル「斜めの会」。自費のミニコミ誌とWebマガジンで年に二回発行するだけの地味なサークルだった。メンバーは扇林三、大妻守、高倉幸、河野良国、河野修国の5人のみ。
メンバーである修国は医師から余命三ヶ月を言い渡された。父の暢明は現実を受け止めきれず宗教にすがる。継母の昭子は現実逃避から修国の病棟に入り浸る。修国の死にも直面せず、ただ一方的に自分語りを続けるのだった。
修国は活動が停滞気味だった「斜めの会」のメンバーを集めて「私のための特別号を発刊してほしい」と頼む。テーマは「余命三ヶ月」。
しかし内容は三島由紀夫文学に準じて『死に関して決してしみったれないこと』『デカダンスであること』『シニカルであること』が条件であった。
そんな時、新興宗教にハマった父親の暢明が奇跡を起こせるメシア(教祖)を病棟に連れてくる。カワサキと名乗るその男は何の霊感もないただの詐欺師だったが、その男稲岡射陽は修国の運命の恋人だったのである。お互いに運命を感じた二人は「余命三ヶ月」の前に付き合うことが出来るのだろうか。会員達は余命わずかな友の前に執筆することが出来るのだろうか。
劇団竹の2020年の新作は三島由紀夫没後50年を記念した「病棟耽美悲劇」です。
<日時>
2020年2月4日(火)~2月10日(月)
2/4 20:00
2/5 19:30
2/6 14:00 19:30
2/7 19:30
2/8 14:00 18:00
2/9 13:30 17:30
2/10 14:00
<会場>
新宿シアター・ミラクル
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-45-2 カイダ第3ジャストビル4階
<料金>
前売り3500円。当日3800円
チケット発売日2020年1月1日
<出演>
江花実里(架空畳)
ロン佐藤(アートバリケヰド)
新井友香(劇団宝船)
吹雪ユキエ
竹林林重郎(劇団竹)
森川武
杉村こずえ
佐々木光弘(空飛ぶ猫☆魂)
山川恭平(Peachboys)
佐藤友
<スタッフ>
脚本・演出: 竹林林重郎(劇団竹)
舞台監督・美術: 佐藤秀徳(ステージメイツ)
照明: 釣沢一衣(ふぉーすてーじ)
音響・楽曲: リン・ホブデイ(劇団竹)
楽曲アレンジ編曲:浜崎寛斉
音響操作: 野口知己(ふぉーすてーじ)
衣装: 中村亮子
フライヤーデザイン:寺部智英
制作: 植竹ナツコ(劇団竹)