2013年より劇団竹を発足。劇団発足に伴い、元ハイレグジーザスの役者であった岸潤一郎が竹林林重郎と改名しました。
竹林が脚本、演出を手がけ、劇団公演の第一弾であった2013年12月公演「涅槃より棘をこめて」は「メメントモーリ(死を想え)」をテーマに、死者を偲び、壊れゆくもの、滅びと蘇生、を紡ぎだし、人間関係の中での修復と悔恨を探求しました。また2014年3月。劇団竹の指針とまったく別のベクトルから、「笑い」と「アバンギャルド」を武器に、「ステージからまき散らすソウル」を追求するコントグループ、デンドロカラムスギガンテウスを発足(劇団竹の子会社のようなものです)。「男女7人にゃんこ物語」を公演し、竹林の問題作として好評を博しました。同年12月、劇団竹から笑いとメメントモーリを融合させた公演「屍と幸せの女王」を企画。翌月(2015年1月)、シリーズ作品となる「屍と幸せの国のドブネズミ」を初カフェ公演として企画、発表いたしました。その後も札幌などの地方公演、「セクシャルマイノリティ」や「高度経済成長期」など、あらゆるテーマをいずれも生命(メメントモーリ)というものを軸に公演を企画し上演してまいりました。
死を想いながら、今後も悔恨を紡ぎます。
竹林林重郎/辻村尚子/石川雄也/森川武/松本真衣/リンホブデイ/植竹ナツコ